こんな使用過程車は要注意

●ミッションからガチャガチャ異音がする。
●走行距離が10万キロに近い。または超えている。
●ミッションオイルの定期的な交換を怠っていた。
●スポーツ走行を「スポーツモードやマニュアルパドルシフト」よく行う。
●Sスポーツモードで走行する
●ミッション過熱による警告ランプが点灯する走りをしている。
●その他ミッションに負担のかかる走行が原因ですが、クラッチは消耗する部品ですので消耗による交換も有ります。

上記のような走行を行うと耐久性能維持の要「SSTフルード」が高温高負荷状態になり、過度なクラッチ摩耗(場合によっては焼付き)を起こしトラブルが発生します。

チェックランプ点灯

TC-SSTの主なトラブル症状事例

●発進時にもたつくスムーズに発進しない。
●変速時にガクガクする(ジャダーが起こる)
●変速時ショックが大きくなった。
●上り坂で発進時に下がる事がある。
●シフトアップが正常に行われない。

コルトスピードへ相談

チェックランプが点灯し、故障の疑いがある場合は、まずはコルトスピードへお気軽にご連絡ください。

オーバーホール

コルトスピードは単なる修理ではなく、分解点検しながら的確な修理の「オーバーホール」を行います。ミッション外装部清掃を実施した後に分解オーバーホール作業を自社クリーンルーム内にて作業実施します。

フルオーバーホールでは、不具合主要箇所の「クラッチ」「バルブボディ」「内部ストレーナー」の新品交換以外にウイークポイントである№1シフト段数センサーを「金属製の強化シフト段数センサー」に変更します。その他の段数センサー3か所すべての取り付け部分を強固な方法で再取り付けを実施するのがフルコースになります。

これらのフルコースに使用する油脂にはモティーズSSTフルード、モティーズACDAYCフルード、モティーズパワステフルードを使用組み立てを実施した総額は95.9万円税込みとなります。安心してお乗り頂ける為のメニューです。完全に破損する前にオーバーホールがお勧めです。尚、分解作業中に重大な問題点が有る場合は別途加算される事になりますのでお問い合わせの際には現在の状況をお知らせください。

①ウェットブラスト作業

取外したミッションは環境に優しい重曹を用いた「ウェットブラスト」にてケース外面を洗浄し、蓄積された汚れを除去します。

②クリーンルームにて作業

温度管理された精密組立専用のクリーンルームにて作業致します。

③消耗部品を交換

各部の点検&清掃を行いながら、クラッチやバルブボディなどの主要な消耗部品を交換します。

コルトスピードのTSC-SSTオーバーホールメニューでは、純正ミッションのウィークポイントもバッチリフォローしています。

①内部ストレーナ交換

一般的に入手困難なトランスミッション内部のフルード用フィルター(ストレーナ)を新品へ交換致します。

②センサーNo.1を強化品へ交換

不具合防止の要のひとつとなる「シフト段数センサー:No.1」を、純正の樹脂製から高耐久性の金属製へ交換します。

③センサー強化取付

シフト段数センサーすべての取付を強固な接着へ変更致します。